京都府京丹後市弥栄町須川

2019年06月20


近畿エリアの滝に戻る

Road Map :味土野地区に入るとガラシャの案内板が出てくるので、これを追えば良い。
Route Map:展望所からの観瀑は簡単に出来るが、沢に下りるにはそれないの装備が必要。
地域別・日本の滝』 崖を下って沢を遡上しないと見られないマニア向けの滝だったが、展望所が出来て誰でも見られる様になった。
  これまで ”味土野大滝”への遊歩道は無く、一部の滝マニアが切り開いた道で崖を沢に下りから少し遡上して見ることが出来る滝であり、一般者には見ることが出来なかった。  所が令和に入ってから遊歩道と展望所が新しく作られ、今は誰にでも簡単に滝の全容を見ることが出来る様になっていた。  この展望台の新設からか滝の名前が ”ガラシャの滝”に変更されていた。 地区の観光課がかなり力を入れている様な感じがする。
味土野大滝
 ネットで見る写真は滝壺側に下りた時の写真だったので大した滝では無いと思えたが新しく出来た滝見所からは滝の全体を見ることが出来て素晴らしい滝に思えた。
味土野大滝 (落差35m)
みどのおおたき
散策時間:滝下までの往復45分。
  味土野大滝までの県道75号線、県道655号線は舗装はされているが、離合出来な狭い道が続くので、それなりの覚悟が必要である。
今年の春に駐車場と遊歩道が出来たので簡単に入口を見付けることが出来る。
駐車場に立っていた散策地図。 ここから1時間で ”金剛童子山”に登れるらしい。
展望所が新設されたことに伴い滝名が ”ガラシャの滝”に変更されていた。
これまでは、沢に下りる道が見付け難かったらしいが、新しく駐車場が出来て案内板もしっかり立っているので、県道を走って行くだけで簡単に見付けることが出来る。 陽当りを考えると時間的に早いと思うが、6時56分に歩き始める。
駐車場から150mで滝見所への遊歩道入口に着く。
以前はこの辺りに滝マニアが通った踏み跡があったらしい。
駐車場から遊歩道入口まで歩いている途中で大きな滝音が聞こえ、
樹林の奥に滝水が少し見えたが、滝姿までは判らなかった。
冬枯れの季節ならもっと見えるのかも知れない。
少し下ると出来たての展望所に着く。 お地蔵さんも祀られていた。
出来たての階段道を下って行く。
落差35mの分岐瀑である ”味土野大滝
以前は滝マニアでも全体像が見られず、この写真を撮れるのは展望所のお蔭である。
下段部を見れば分岐瀑なのが納得出来る。
この滝は分岐瀑に分類するより多段瀑に見えてしまう。
展望所の新設により以前の滝マニアが切り開いた道が無くなっていると聞いたが、以前の苦労を知りたくて道が残っていないか探してみる。
薮に入ると何となくの踏み跡が見られた。
ネットに書き込まれていたトラロープを見付けることが出来た。
急勾配で地面が緩んでおり、ロープに頼らないと、ここの往復は出来ないだろう。
どこを見ても踏み跡に見えてしまう。
下り立った地点からは滝が見えていない。 倒木だらけの沢を遡上して行く。
下り途中から沢の流れを見る。 水量は大したことは無さそうだ。
倒木、流木で塞がれた個所は右岸を薮扱きして進む。
”味土野大滝”の滝壺に着くと、下段部のこれだけしか見えない。
これまでの滝マニアは苦労して遡上して、これだけしか見ていないのだ。
分岐瀑は好みの滝姿なので文句はないが、滝壺が無いに等しいのが残念だった。
トラロープのある崖を見上げる。
早々に遡上して来た沢を引返す。
展望所に戻り、再度、滝の全体を眺める。 良い所に展望所を作ったものだ。
地面が緩んでいなければ問題なかったのであるが、
足元のグリップが得られないので登り難い。
トラロープも+1m欲しいところだ。
この駐車場が出来るまでは、道路脇スペースしか車を停める場所がなく、
何もかもが改善された様だ。 この県道を少し進めばガラシャの隠匿地に
行けるらしいが、まったく興味が無いので、この道を引返す。
'19年、京都府の滝巡り
時間切れ
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味土野大滝 布引滝 真奥大滝 八戸地小滝、大滝 和江の滝 弁天の滝 八反の滝